【プラモデル】崩壊3rd タイタン機甲を作る その5 仕上げ編
仮組みから数ヶ月立ちましたが遂に完成しました。
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細部の塗装
マスキングでは対応できなかった細かい発光部分を塗装します。
塗料はエナメルを使用し、ガイアの「蛍光レッド」+タミヤの「フラットホワイト」を混ぜて使用しました。
スミ入れをする時ほどではないですが、ゆるめに薄めて流し込むように塗っていきます。
エナメルを使用しているのではみ出た箇所は後で墨入れ時に一緒に消します。
スミ入れ
スミ入れはオレンジの外装部等にタミヤの「ハルレッド」、紺の外装部等に「フラットブラック」の2色を使用しました。
スミ入れの効果としてはパーツのディティールをはっきりさせる他に、上の写真の青色部分のように塗装の境界線の仕上がりがイマイチでも
このようにきれいに整えて隠すこともできるので塗装時にそこまで気を使わなくても良くなったりもします。
全てのパーツにスミ入れを施したらはみ出した箇所をエナメル溶剤を含ませた綿棒で拭き取り整えます。
ここまで出来たらパーツを各部位ごとに組み上げていきます。取り外さない箇所については接着剤を使ってしっかり固定していきます。
ここでトラブル発生!塗装の影響で可動部がキツくなってしまい、指の付け根の軸が折れてしまいました。
リカバリーで軸をプラ棒で作り直しました。
手のひら側にこのようなプラ棒を固定し
プラ棒の太さに合わせて指の穴をドリルで広げてあげます。
組み上げてリカバリー完了です。組み立てると見えない箇所だったので塗装のリカバリーが要らなかったのは幸いでした。
各部位ごとに組み立てたらウェザリングを施します。
ウェザリング
チッピング
今回はスポンジを使ったチッピングを行いました。
使用する塗料は水性ホビーカラーを使用して外装の下地の色を意識して調色します。
スポンジをちょうどいい大きさにカットしたらスポンジに塗料を付け
ティッシュなどでかすれる程度まで余分な塗料を落とします。このスポンジをパーツの角の部分を中心にポンポンと軽く叩くように当てて塗料を乗せていきます。
右がスポンジチッピングを行った後の状態です。細かい塗装剥がれを表現することが出来ます。
こんな漢字で各パーツに施してみました。
砂埃汚れ
続いてタミヤの「ウェザリングマスター」という道具を使用して砂埃のような汚れを加えていきます。
使用したのはAセットの中の「ライトサンド」です。
付属のスポンジを使ってパーツの角に粉状の塗料を乗せ、ハケでぼかしていきました。
パーツ全体に施した後の写真です。ぱっと見はわかりにくいですが紺色のパーツなどはグラデーションのように角が白っぽくなっているかと思います。
以上で一通りの塗装作業は完了なので最後にトップコートを吹いて表面を整えて完成です。
トップコート
トップコートも新しくなった水性ホビーカラーのつや消しカラーを試してみました。過去のつや消しクリアーに比べて粒子が細かくなった印象で、表面の仕上がりがザラザラからサラサラに変わりました。
つや消し感は弱めになるので好みが分かれるかもしれませんが、個人的にはこちらのほうが丁度良く感じます。
こちらもうすめ液で薄めて3000円のエアブラシで吹きかけました。
今回エアブラシを使う作業は全て3000円のエアブラシを使用しましたが仕上がりも問題なく、小型のキットを作るのであれば十分な性能だと思います。
充電式エアブラシ+新しくなった水性ホビーカラーの組み合わせは塗装作業が非常に気軽に行えるようになるのでかなりおすすめです。
トップコートが乾いたら組み立てて全ての作業が完了です。
おまけでバリアとバリア用のスタンドも作りました。経過写真で気づかれていたとは思いますが、タイタンのキットを使用して今回はゴッドファーザーを制作してみました。
詳しい完成写真は近日改めてアップしようと思います。