【崩壊3rd】フカ「浮生・渡世の羽」キャラ解説

炎、生物のトップアタッカーとして活躍が期待できる新キャラ浮生フカの解説です。
コンテンツ
キャラの特徴
今回はフカ『浮生・渡世の羽』のキャラ解説です。第1部最終章、1.5部で活躍した、人為的崩落を行ったフカが、Ver.7.2で遂に実装されました。
その設定に負けない非常に優秀なキャラとなっていますが、フカということで操作が慣れるまではやや複雑に感じてしまうかもしれません。
今回は浮生フカを活かすことができるように、ポイントを絞って解説していくので、是非参考にしてみてください。

それではまずは浮生フカの主な特徴から紹介します。
浮生フカは最新キャラということで、炎アタッカーの中では最もダメージ効率の良いアタッカーと言えると思います。
単純なダメージが大きいだけでなく、出場から短期間で一気にダメージを稼ぐのが得意です。これまでの炎アタッカーは、真理の律者のサポート時間を基準に、15秒ほどかけてダメージを稼いでいましたが、同等のダメージを浮生フカは出場から8秒ほどで稼ぎきることができます。一方でそれ以降はあまりダメージを伸ばすことができないので、15秒間攻撃し続けても+20%分くらいしかダメージは伸ばすことができませんでした。

浄罪七雷装備の雷の律者のようにダメージ効率の良い行動だけを行って、サポート効果の時間が余っていても、さっさと退場してしまうのが浮生フカの動きとしては強く感じました。
次に、浮生フカは炎アタッカーですが燃焼環境とはあまり相性が良くありません。シーリンのような燃焼扱いのダメージを持っていないだけでなく、燃焼の付与自体も自身では行うことができません。幸い、最適編成にAIちゃんがサポートとして入るのでそちらでカバーは可能です。
また、もう一つの懸念点としてはモチーフ聖痕への依存度の高さです。装備の詳しい比較については後ほど解説しますが、モチーフ聖痕の性能自体が優秀というのもあって追加されたばかりの炎G4聖痕を含めたモチーフ以外の炎聖痕を使用した場合、モチーフ聖痕に比べて70%以下までダメージが低下してしまいます。
ただし浮生フカは、実装時のガチャが装備を揃えやすい仕様となっているので、上手く活用して装備を揃えてあげれば全アタッカー中でもトップクラスの性能を発揮できます。
以上のような内容が、浮生フカの主な特徴となっています。
キャラの性能
次に浮生フカの詳しい性能について解説します。

まず、浮生フカは生物タイプの炎アタッカーということで役割が同じスターアンカーがこれまで活躍した環境での活躍が期待できます。
また、タイプ相性がない場合の汎用炎アタッカーとしては、これまで終焉の律者が使われることが多くありましたが、ここも浮生フカが1番手となりそうです。終焉の律者はVer.7.2以降、神秘主義、実存主義を中心とした虚数環境や、ベナレス、ケビンといった複数元素の編成が必要な場合などに活躍していくこととなりそうです。
浮生フカは汎用生物アタッカーとしても1番手となりそうです。特にアポニアは月下との競合もあるため、今後エンドコンテンツでの活躍はかなり減ってしまいそうな気がします。



以上のようなキャラに浮生フカは影響を与え、ガチャ仕様からS2ランクやSSランクで使用する方も多くなりそうなので
炎、生物アタッカーの1番手としてエンドコンテンツでの十分な活躍が期待できそうです。

次に耐久面についてです。
浮生フカは戦闘に入るとHPが20%になる効果を持っており、その後も20%~30%くらいを維持して戦うことが多くなります。
そのため耐久面に不安があるかと言うとそういったわけではなく、まず各種スキル等により一般的なキャラは4000ほどの最大HPが、8000から9000くらいまで増えるので実際には2000~3000くらいのHPで戦うことになります。
更にはダメージを半減させるバリアも持っているため、実質のHPは4000から6000くらいです。HP回復スキルも多く持っているので、一般的なキャラに比べて耐久力はむしろ優秀とも言えます。

続いて戦い方についてです。
浮生フカは、装備した腕甲武器のアクティブスキルを使用することができず、武器スキルボタンでは「拳撃」と「足技」の切り替えに使用されます。

拳撃と足技ではこのような攻撃方法に影響があり、攻撃モーションが変わりますがダメージはほとんど同じです。
強化連携攻撃のみ若干変わりますが、浮生フカは1度の出場で合計10000%分くらいの攻撃を行うので、40%の差は1%以下の比率となり誤差の範囲ですね。
後ほど紹介する理由から1秒を争うエンドコンテンツでは、足技から開始し、拳撃へ途中で切り替えるのがおすすめですが
基本的にはどちらで戦うかはあまり意識しなくても良いです。
ただし、浮生フカは出場毎に一度は構えを切り替えたほうが良いです。

浮生フカのダメージソースとなる分岐攻撃は、「拳撃」と「足技」それぞれのゲージが貯まる毎に使用できます。

分岐攻撃に必要な気勁はこのような方法で溜められますが、基本的には待機中に多くを溜めることになります。
出場中も若干溜まることを考慮すると大体10秒くらい待機していると満タンになる計算となり、基本的に再出場時は気勁がほぼ満タンになっていると考えて良いです。


分岐攻撃には発動後にさらにボタンを押すことで派生する連携攻撃があり、攻撃ボタンと武器スキルボタンで2種類の連携攻撃から選択できます。
この内、武器スキルで発動する連携攻撃を使用すると攻撃と一緒に構えが切り替わるようになっており、更にはダメージ倍率も武器スキルのほうが高く設定されているので、基本的に武器スキルの連携攻撃を使用します。

分岐攻撃からの連携には更にもう1種類あり、分岐攻撃・連携攻撃・反撃技のいずれかを3回使用すると、強化連携攻撃が使用可能です。必殺技に迫る倍率のダメージとなっており、浮生フカの中でも特に強力な攻撃です。
強化連携攻撃の前に使用する分岐攻撃でも、強化連携攻撃に必要な心焔は溜められるので
分岐攻撃>切替連携攻撃>分岐攻撃>強化連携攻撃
の流れが浮生フカの基本となります。
また、もう1つ心焔を溜められる方法である反撃技も都度使用していきたいです。

反撃技は回避スキルからの派生で使用できます。
浮生フカの回避は、移動入力を行っていると回避、入力していない場合はその場で防御となり、月魄と同じ様な仕様となっています。
更には移動入力をしていない防御状態時に攻撃ボタンを押すと、回避スキルと反撃技が敵の有無に関わらず発動できます。反撃技は分岐攻撃と同等のダメージ倍率となっているため、出場毎にしっかり使用していくと良いです。

次に浮生フカの必殺技についてです。必殺技はHPに関係する特殊な効果を持っており発動時にHPを1まで消費した上で25%まで回復させます。
消費したHPに応じてダメージがアップするスキルがあり35%以上あれば最大効果を受けることができます。浮生フカは分岐攻撃などで都度回復するスキルを持っており、強化連携攻撃を使用するまでの流れで40%ほどまで回復できるのでこの点については基本的に問題ないと考えて良いと思います。
以上が主なキャラ性能となりますが、最後に浮生フカは装備を揃えながらランクアップも狙えるキャラとなっているため
ランクアップで強化、開放されるスキルについても紹介します。

まずS1ランクとS2ランクでは常時発動するダメージアップスキルが強化されます。元素耐性貫通と独立枠のスキルとなっておりランクアップによるダメージの伸びが良いです。

SS0ランクでは、純粋なダメージアップよりも、動きの選択肢が増える形ですね。特に時空断裂の発動回数を増やせるので記憶戦場で影響が出やすそうです。

各ランクによるダメージ上昇の変化をまとめるとこの様になります。
浮生フカはスキルの開放が行われるのはSS0ランクのみとなっており、それ以外のランクは既存スキルの強化のみです。そのため、S1、S2、SS0ランク以外はランクアップによる変化が少ないです。
普段S0ランク&モチーフ一式確保を目標としている方は、ガチャ仕様を活かしてのS1やS2運用でもSSSの8割以上の性能を出せるので十分活躍が期待できます。
SS0では1回の出場辺りのダメージを伸ばすことができます。逆にDPSを重視する場合はS2ランクと5%ほどしかダメージに差が出ないので、SS0ランクの重要度はどのくらい合計ダメ重視のコンボを使用するかにかかってきます。S3ランク以下に比べてコンボ選択の自由度が増える点は良いですね。
SS1以上はダメージの伸びが小さく、SS0とSSSで10%程度しか変わらない、スキルの追加による立ち回りの変化等も無い点を考えると浮生フカはSS0ランクでほぼ完成すると考えて良いと思います。

モチーフ装備との兼ね合いを考えながら、どこまでキャラランクアップを狙うかといった仕様のガチャになるので各ランクでの性能差を参考にしてみてください。
キャラ性能の解説は以上となります。続いて浮生フカの基本的な使い方について解説します。
基本運用
基本運用を解説するにあたり、まず浮生フカの持つ自身のダメージアップスキルの確認からです。

ダメージアップスキルはQTE出場だけを意識しておけばそれ以外は自然と発動する条件です。
QTE条件は燃焼or時空減速となっているので、AIちゃんの必殺技や、真理の接続形態分岐攻撃を活用していくことになります。
このスキル条件と先程解説した分岐攻撃の特徴を踏まえて次に基本コンボについて紹介します。

基本コンボは他キャラに比べて非常に短いこのコンボがおすすめです。
サポートキャラのスキル継続時間を考えると、ここから通常攻撃1セットや回避スキルのタイミングを変更すれば2回目の反撃技まで間に合わせることもできますが、その場合ダメージが1600万ほどで15秒間、今回のコンボだと1300万のダメージで8秒間ほどの出場となります。
サポートキャラの出場時間は10秒ほどなので、攻撃し続けた場合はダメージ23%増加に対してキャラ交代1周あたりの時間増加は39%となりDPSは早めに交代したほうが高くなります。

比較に使用したダメージ重視のコンボはこの様になります。
基本はDPS重視のコンボがおすすめですが、サポーターのEPが足りない場合やスコアアタックでもう少しだけダメージを伸ばしたい場合などに活用すると良いかも知れません。

SSランク以上の場合、出場1回あたりのダメージ重視のコンボはこちらがおすすめです。
SS0ランクのスキル追加により構え切替時に回避スキルのクールタイムがリセットされ、反撃技から即攻撃倍率の高い通常攻撃4段目が使用できるようになります。そのため、Sランクの場合よりもダメージ効率を伸ばすことができます。
それでも最初に紹介したコンボにDPSは敵わないので、やはりコンボの使い分けが必要になってくると思われます。
以上が浮生フカの基本コンボについての解説です。
基本運用の最後に、エンドコンテンツでスコアアタックを行う場合に知っておくと良い知識についてです。
先ほど紹介した基本コンボでは、拳から途中で足へ切り替えて足の強化連携を使用する場合と足から拳に切り替えて拳の強化連携を使用する場合のどちらも可能です。
そのため両者を実際に比較してみるとこのようになります。左が足から拳、右が拳から足です
ダメージに関しては強化連携の倍率差のみとなり、1%程度の誤差の範囲です。
一方で記憶戦場の中央タイマーは安定して1秒の差が出ました。戦闘開始時は拳から始まるのでエンドコンテンツで1秒を争う場合は事前に一度足に切り替えておき、拳で強化連携を使用できるようにしておくと良いです。
逆にエンドコンテンツで1秒の差しかでないので、そこを必要としない場合はどちらで強化連携を使用しても良いと思います。
また、スキルの条件としては回避スキルからの反撃技も強化連携の前であればどこで使用しても良いですが、こちらも切替連携攻撃後に使用するのが1から2秒記憶戦場ではタイマーが有利となったので基本はこのタイミングにしておくのがおすすめです。
以上が浮生フカの基本運用についてです。
おすすめ武器
続いて、浮生フカのおすすめ装備について紹介します。

まずは武器から。最適モチーフ武器『万古一炬・燎』の性能解説です。
スキル条件にHP関連の内容が多くありますが、浮生フカで使用する場合は特に意識しなくても自然と発動してくれます。
立ち回りに大きく影響を与えるスキルは有りませんが、浮生フカは武器スキルボタンが構え切替に使われていてアクティブ武器スキルが使用できないので、モチーフ武器以外はスキルが1枠無駄になりやすいため差も出やすいです。
超限化に関しては追加されるスキルが炎ダメデバフということでダメージの伸び代が大きく優先度は高めです。
このモチーフ武器と代用候補の武器との比較はこの様になります。

モチーフの次に相性の良い武器は、神の鍵の『渡世の千羽』です。ただし、渡世の千羽は元々最適キャラの存在しない武器なので、代用武器として育成するくらいであれば素裳の最適武器としても使える『夜銜えの灯り』を使用したほうが良さそうな気がします。
『拂曇の手』は一見相性が良さそうに見えますが、EP回復のスキルが使用できず、連続技の最後の1撃という条件も浮生フカの分岐攻撃では発動していないようなので攻撃力が高いだけの武器となってしまいます。
以上が浮生フカの武器についての比較です。
浮生フカは他アタッカーと同等の水準でモチーフ武器とそれ以外の武器では差がありそうです。
おすすめ聖痕

次におすすめ聖痕の紹介です。モチーフである『フカ・穏やかな歳月』は聖痕スキルによる合計倍率が600%超えと全元素アタッカー聖痕の中でもトップの倍率です。
月下はモチーフ聖痕の倍率が500%以下で、代用聖痕でもある程度近いダメージを出せていたのと違い浮生フカはモチーフ聖痕への依存度がかなり高めです。
武器と同様にモチーフ聖痕のスキル条件もHP関連のものが多くありますが、こちらも浮生フカに使用する場合であれば最大効果が自然と発動するようになっています。
各部位のスキルも優秀ではありますが、3セットスキルの炎ダメバフ+30%&全ダメデバフ+27%が非常に優秀なので3セットと2セット以下でも大きく差が出ます。
浮生フカを活躍させるのであれば、ガチャ仕様も活かしてぜひ3セット揃えたいところですね。
続いてモチーフ聖痕を1部位代用する場合、モチーフ聖痕以外を使用した場合の比較を紹介します。

Tの代用候補としてはラグナが筆頭ですね。
ラグナはチャージ攻撃条件が多い聖痕ですが、Tだけは分岐攻撃も対象となっているので浮生フカでも扱うことができます。

Cは炎G4聖痕が最もダメージを伸ばすことができますが、燃焼条件のスキルがあり浮生フカは自身で燃焼を付与できないのでAIちゃんによる燃焼サポートが必須です。

Bを代用する場合セザンヌが最もダメージを伸ばせますが、短い継続時間のスキルを必殺技に乗せるために最初の分岐攻撃後に必殺技を使うなど工夫が求められます。
それ以外の聖痕を使用した場合はダメージの低下が激しいので3部位の中では最もBが重要ですね。
とは言え先程解説した通り、浮生フカのモチーフ聖痕は3セットスキルが非常に強力なため1部位を代用した場合はいずれも80%を下回ってしまいました。モチーフ聖痕自体というよりはモチーフ聖痕の3セットスキルへの依存度が高いと言えます。

最後にモチーフ聖痕を使用しない場合です。
浮生フカは他炎アタッカー用聖痕の条件を満たすことができないので、2セット以上で使用するのは汎用性の高い炎G4かレーウェンフックが基本です。
この場合ダメージは70%程度になってしまい、同じ炎G4聖痕を装備させた場合の不滅のスターアンカーともあまり差がなくなってしまいます。やはり浮生フカを活躍させるのであれば武器、聖痕はしっかり揃えてあげたいですね。
以上が浮生フカのモチーフ装備とその代用についての解説です。特に聖痕3セットへの依存度が高いキャラとなっていますが、幸い実装時のガチャは通常に比べて装備を揃えやすいのでキャラと装備を揃えて活躍させてあげましょう。
キャラ編成
最後に浮生フカを使用するキャラ編成についてです。
浮生/AI/真理
基本は他アタッカーと同じく真理とAIちゃんのサポートです。
サポートキャラの必殺技が使用できる場合は、真理>AI>真理>浮生の順番で交代し、
EPを溜める場合は真理>AI>浮生の順番で交代します。
真理とAIちゃんのEP状況はほぼ同じになりやすいので、真理の出場中のEPで必殺技を使用するかどうか判断すると良いです。
浮生自身はEP効率がかなり良く、この編成の場合は必殺技を使用しても1周あたりEPマイナス20くらいで済むので必殺技は高頻度で使用していっても大丈夫な場合が多いです。
浮生/AI/綺羅
次に、真理の代わりに汎用元素サポとしても使用できる綺羅を採用する編成です。
EPサポートが真理よりも優秀なため、AIちゃんの必殺技頻度を上げられます。
真理に比べてダメージは低下しますが、綺羅の出場時間も短いためAIちゃんの必殺技クールタイム待ちで浮生が通常攻撃を行う余裕もあるのでダメージ差は1割程度で済みます。
ただし、綺羅は時空断裂が発動できないため、記憶戦場では真理に比べてスコアはだいぶ落ちてしまいますね。
他にも様々な組み合わせを試してみましたが、浮生フカのサポートとしては真理以上にAIちゃんの重要度が高いと感じました。AIちゃんはSPキャラでモチーフ武器が動きに影響せず、Ver.7.2から聖痕製造に追加されたツルゲーネフでもそれなりに仕事ができるので浮生フカを活躍させるのであれば一緒に準備してあげたいですね。
キャラの特徴と使い方の解説は以上です。
S0ランクでも現在トップアタッカーという評価の月下と同等の強さを感じ、ランクアップも目指しやすく活躍も十分期待できるキャラとなるので今回の解説を参考にぜひ使いこなしてみてください。
以上、フカ『浮生・渡世の羽』のキャラ解説でした。