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5000円台から出来るPS4のSSD化

最近SSDが大分値下がりしているようなので、PS4の外付けSSD増設を試してみました。

手順の解説とHDD時との比較を行います。

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使用機器

・PS4本体
  型式:CUH-1200A
  2015年に発売されたモデルです。初代モデルに比べて消費電力が若干改善されています

・SSD
  Silicon Power A55 256GB(¥4,390)

・外付けケース
  ORICO 2577U3(¥880)

※価格はAmazonにて3/13現在

SSDの容量についてですが、250GB以下のストレージをPS4は拡張ストレージとして認識しないので必ず256GB又は480GB以上の物を選びましょう

機器の設定

①SSDを外付けケースへセットしPS4のUSB端子へ接続

②SSDをPS4からフォーマット

③HDDからSSDへソフトを移動

以上で設定は終わりです。システムで外付け機器に対応しているので特に難しい設定もなく簡単に終わりました。

動作検証

下記2タイトルでタイトル画面からゲーム開始までのロード時間を測定してみました

  • Horizon Zero Dawn
  • KINGDOM HEARTS Ⅲ
検証動画
結果
SSDHDD短縮時間
Horizon37.5秒1分7.5秒30秒(44%)
KH338.8秒43.1秒4.3秒(10%)

タイトルによってロード時間短縮に大きな差が出ました。

恐らくはシーケンシャルリード(連続したデータの読み込み)が多いかランダムリード(不規則なデータの読み込み)が多いかの差によるものだと思われます。

SSDがHDDに対して特に優れているのがランダムリードの速度になりますのでそういったタイトルではロード時間が大幅に削減できるようです。

また、ロード時間では大きな差はありませんでしたがKH3でも装備画面でキーブレードを持ち替えたときの読み込みが無くなったり、各所でSSD化の恩恵はありました。

番外編:SSDは外付けと内蔵どちらが良い

どちらもメリット・デメリットがありますので自分に合った方法を選ぶと良いと思います。

外付けSSD
 ・取り付け、設定が簡単
 ・容量が外付けSSD+内蔵HDD分使える
 ・USB端子が一つ常に埋まってしまう
 ・外部接続なので見た目がいまいち

内蔵SSD
 ・取り付け、設定が若干面倒
 ・容量がSSD分のみとなってしまう
 ・内蔵するので外見が通常と変わらない
 ・外付けケースが必要ない分コストがかからない

また、よくPS4Pro以外は外付けの方が通信規格の関係で速度が出ると言われます。

確かに通信規格は内蔵がSATA2(転送速度3Gbps=375MB/s)、外付けがUSB3.0(転送速度5Gbps=625MB/s)となっているため理論上は外付けの方が約67%程早いことにはなりますが、動作検証でも触れた通り、体感に大きく影響してくるのはランダムリードの部分となっており、今回使用したSSDの場合ですと、シーケンシャル550MB/s、ランダム200~300MB/s程(公称無し)のためボトルネックはランダム速度となりますので接続方法による体感速度の差は殆ど感じられない形になるかと思われます。

ちなみに、PS4に内蔵されている5200rpmの2.5インチHDDはシーケンシャルが100MB/s、ランダムが30MB/s程らしいのでランダムではSSDと10倍近い読み込み速度の差が出ており、ここが体感速度の差に繋がります。

以上、PS4のSSD化に関しての紹介でした。

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