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【自作PC】激安な怪しいM.2 SSDをレビュー

Amazonで240GBなのに激安3000円以下で販売されていたDIERYAというメーカーのM.2接続のSSDを購入してみましたのでどんなもんなのかの確認レビューです。

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Amazonにて

少し前にデスクトップPCのCPUなどを入れ替えし、快適に使用していたのですが、動画編集などを行っているとDドライブに使用しているHDDの読み込みの遅さと動作音が気になってくるようになりました。

Dドライブ用のストレージを探していたところ手頃な価格の↓が見つかり早速ポチったんですが

せっかくならCドライブも長年使用しているのでそろそろ交換したいと思い、良さげなSSDが無いか物色していたところ、見つけました怪しさ満点なこの商品。

DIERYAという聞いたことのないメーカー、この商品実際はM.2 NVMe規格なのにSATAという間違った商品記載、そして何よりこの安さ特攻せずにはいられませんでした。

4月30日現在、商品ページ自体がなくなってしまっているので在庫処分の特別価格か何かだったのかもしれませんね。

ちなみにM.2規格とは・・・

5年ほど前から搭載されるようになった接続端子の規格です。

マザーボードに直接ストレージや無線LANカードなどを追加することができ、別途電源や通信用の配線が不要となるため省スペースとなります。

マザーボードのM.2スロット

ただし、M.2内にはさらに規格があり、ストレージ用だとSATAとNVMe(PCI Express)という2種類のインターフェイスが通常使われています。

インターフェイスによって通信速度の上限が変わり、SATAの場合は今までのSATAケーブルと通信速度はあまり変わらない場合が多いですが、NVMe接続だと5~6倍ほど転送速度がSATAよりも早くなる場合があります。

今回購入したM.2 SSDも一応NVMeに対応しているようです。

外観&接続手順

開封&外観チェック

Amazonから届いたので早速開封してみます。今回はマケプレ販売のAmazon配送でした。

金額的にブリスターパックかと思っていましたが意外にもちゃんとしたパッケージでした
中もしっかりとしたスポンジ製の緩衝材が使われており好印象
先に購入していた2.5インチSSDと。SSDはどんどん小型化できるのもHDDと違って良いですね
SSD本体。背面にもシリアルナンバー等が記載されたシールが貼ってあります
大きさ比較用に。M.2のSSDを買うのは初めてでしたが本当に小さいですね
前面のシールを剥がした状態。チップは左からメモリコントローラ、キャッシュ用DRAM、NANDメモリの様です
コントローラには『SM2263ENG』との記載
もしかしたらDRAM無しの可能性もあるかと予想しましたがしっかりと付いているようです

外観レビューはこんな感じで。思っていた以上にちゃんとしていたのでびっくりでした。

PCへ接続

では早速PCへ接続してみようと思います。

まずはM.2スロット周りのスペースを確保するためにグラボ等を一旦外します。

次にM.2スロットへSSDを差し込みます。すると右側が跳ね上がってくるのでネジ止めします。

そのままだと文字が逆さになってしまうのでシールは上下逆に貼り直しました
ここのネジはマザーボードに付属しているので無くさないようにしましょう

SSDの接続が終わったら他のパーツをもとに戻して完了です。接続はとても簡単ですね。

動作確認&ベンチマーク

動作確認

今回は一旦正常に動作するか確認したいので、まずはそのままwindowsを起動してSSDをフォーマットします。

右クリックで開くメニューの中から『ディスクの管理』を選択

するとディスク初期化のメッセージが出るので今回は『GPT』を選択しました。

MBRとGPTの違いについては各々で調べていただければと思います。

すると一番下に先程接続したSSDが『未割り当て』という形で表示されますのでこれを選択してフォーマットします。

今回はEドライブとして追加しました。これでストレージとしてwindowsで使用できます。

ベンチマーク

windowsで使用できるようになったので早速ベンチマークを確認していきます。

定番の『CrystalDiskMark』で転送速度を確認しますが、M.2 SSDは発熱がヤバイという話を聞くので同時にベンチマーク中の温度を『CrystalDiskInfo』で確認します。

また、CrystalDiskMarkのデータサイズ1GiB、8GiB、32GiBで変化があるかそれぞれ計測してみました。

参考用に現在Cドライブで使用している2.5インチSSDベンチマーク

1GiB

価格から考えれば十分すぎる速度が出ました。温度はやはり結構上がっちゃってますね

8GiB

温度がやばめな領域まで。速度はそこまで変わらず。

32GiB

シーケンシャルリードで大幅な速度低下。おそらくサーマルスロットリングが働いた様子。

温度は70℃ほどで頭打ちになったのでこの辺りがサーマルスロットリングの基準みたいですね。

ということで転送速度のベンチマークでした。ファイルサイズが大きくなるとサーマルスロットリングが働いてしまいましたが、しばらく使った感じでは動画ファイルの書き出しや、ファイルコピー等通常の使い方ではそこまで温度上昇することはありませんでした。

M.2のSSDにはヒートシンクを付けたほうが良い様ですが、自分のPCの使い方ではサーマルスロットリングが働くほどハードな使い方はしないのでしばらくはこのまま使用してみようと思います。

まとめ

追加のデータドライブとして使えれば十分かなくらいの気持ちで購入してみましたが、思ってた以上に普通に使えそうでした。

しばらく様子を見つつ、問題が無さそうならwindowsをインストールしてCドライブとして使ってみたいと思います。

現在の環境がwin7時代からのアップグレードで引き継いでいるので、一旦クリーンインストールで環境リセットとUEFIモードでの起動時間比較等を試せればなどと考えています。

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1件の返信

  1. 2019-05-03

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