【原神】PC版 画質設定まとめ ver.2.4対応版

過去に作成した内容をver.2.4時点での内容に更新しました。
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原神の画質設定については「画質」と「表示モード(解像度)」の簡易的な設定と各項目を好みに調整できるカスタム項目から設定ができます。
スペックが足りているなら画質設定を高にしてモニタの解像度に合わせて表示モードを選択してあげれば良いと思います。推奨スペックであるGTX 1060であればフルHDの画質設定高でほぼ60fpsをキープできると思います。
ゲームの快適性にフレームレートは直結してくるのでスペックが足りない場合は各項目を調整してあげて60fpsをキープできるように調整しましょう。
各項目の詳しい設定について見ていこうと思いますが今回テストに使用したのは3万円で組んだサブPCを使用しました。
- CPU:Core i5-4590
- メモリ:8GB
- GPU:GTX 1050Ti
というスペックで推奨環境には足りず、フルHDでも高設定では60fpsに届きませんでした。
各設定によるフレームレートの変化を確認したいので最低設定でもfps上限に届かないように4K解像度のモニタに接続しています。
グラフィックス
画質




フレームレート影響度:大
設定項目:最低・低・中・高
今回はver.2.4の最新エリアである淵下宮を中心に確認をしてみました。
選択した設定によって各項目をプリセットで設定します。PCのスペックによってデフォルト設定が変わるのでデフォルトが高の場合は十分なスペックがあるのでそのまま高設定で良いと思います。
最低・低の設定はフレームレートがデフォルトで30fpsが選択されているので、ここだけは手動で60fpsに変更したほうが良いです。低設定でも比較的綺麗なグラフィックになるのでPCでスペックに余裕がない方は低設定+フレームレート60fpsの設定がおすすめです。
表示モード






フレームレート影響度:大
設定項目:モニタの解像度以下
ゲーム画面の解像度設定です。モニタが対応していれば4Kの解像度も選択できます。
フルスクリーン設定はモニタ解像度のみとなっていますがウィンドウ表示から【Alt】+【Enter】でフルスクリーン表示は可能となっています。
解像度を落とすと映像が荒くなってしまいますが描写負荷を大幅に軽減することができます。
ただし、HUD等の2D、キャラやマップ等の3D全て一括での設定となるので基本的にはこちらはモニタや表示させるサイズに合わせて設定、後ほど紹介するレンダリング精度で3D解像度のみを変更して負荷を調整してあげると良いです。
最高画質の4KでプレイするためにはフルHDの2.5倍ほどの処理能力が必要になりそうです。
カスタム
フレームレート
設定項目:30・60
フレームレートの上限設定です。基本的に60推奨です。
30に設定すると目に見えて映像がカクついて感じると思います。60fps出すPCスペックがなく、GPUを100%使用し続けると発熱が気になってしまう場合などのみ30fpsの設定は使用しましょう。
最近のゲームでは144fpsや240fpsといった高フレームレートでのプレイも定番となってきていますが原神は現時点では60fpsより高いフレームレートには対応していません。
垂直同期
設定項目:ON・OFF
60fpsが安定しているならONがおすすめです。画面を早く動かした場合などにティアリングと言われる画面の崩れやチラつきを防いでくれます。
60fpsが安定しない場合にONにすると60fps出せない場面では30fpsで表示しようとするのでカクついてしまいます。その場合はOFFにしたほうが良いです。
レンダリング精度


フレームレート影響度:大
設定項目:0.8~1.5
おすすめ設定:1.1
画面解像度に対して3D解像度をどのくらい細かく描写するかの設定です。
フルHDのレンダリング精度1.1と4Kの1.1は4Kの方が断然細かくなるので解像度が4Kの場合は1以下に設定してもかなり綺麗なままです。
1.5まで上げると遠くのオブジェクトまで細かく描写されるようになりますが画質の変化以上に負荷が上がってしまうので基本的には1.1で十分だと思います。
0.8に設定すると描写不可を軽減する代わりに画面解像度よりも3D表示が荒くなるので目に見えて画質が荒くなってしまいます。
シャドウ品質




フレームレート影響度:大
設定項目:最低・低・中・高
おすすめ設定:中
名前の通り影の品質の設定です。ここから紹介する各オプション項目の中では最もfpsに影響がありました。設定を高くすると影の形がはっきりするようになります。
最低の場合はキャラの足元にのみえん上の影が出ますが、低以上であれば光源の位置に合わせて影が変化するようになります。
負荷を抑えたいのであれば低がおすすめです。中と高の差は負荷の割に違いがわからなかったのでスペックに余裕があっても中で十分のように感じます。
視覚効果


フレームレート影響度:中
設定項目:最低・低・中・高
おすすめ設定:低
今回の画像だと効果がよく分かりませんでしたが色々と調べて見る限りでは環境光のような設定のようです。
変化の割にフレームレートに小さくない影響を及ぼしているのでこちらはできるだけ下げてあげたほうが良いと思います。
SFX品質


フレームレート影響度:中
設定項目:最低・低・中・高
おすすめ設定:高
攻撃などのエフェクトに関する設定です。
戦闘でスキルや元素爆発等を多用すると処理が重くなるのを防ぎたいのであればこの項目を下げてあげると良いのですが、護摩の杖など特定のスキルが発動すると発光する効果なども無効になってしまうものがあるので注意が必要です。
シーン細部


フレームレート影響度:低
設定項目:最低・低・中・高・最高
おすすめ設定:最高
CGの質感を上げるテクスチャの設定です。GPUの処理能力よりもGPUメモリの速度、影響を受けやすいです。
原神の場合はGPUメモリが4GB以上あるようであれば最高設定でも大丈夫かと思います。逆にGPUメモリの少ないグラフィックカードや内蔵GPUでプレイする場合は設定を下げてあげたほうが良いかもしれません。
アンチエイリアス



フレームレート影響度:中
設定項目:None・SMAA・TAA
おすすめ設定:SMAA
CGの境界線のギザギザをなめらかにする処理です。
効果が結構分かりますがそれなりに負荷もあります。SMAAは補正が強くかかりますがその分負荷も高く、TAAのほうが負荷が軽い分効果も抑えめとなっています。
全体的にぼやけた印象にもなるので好みによって選んでも良いと思います。
また、CG解像度によって効果も大きく変わってくるのでレンダリング精度との兼ね合いもあります。
レンダリング精度とアンチエイリアス
まずは各レンダリング精度ごとにアンチエイリアス有無を比べてみます。






レンダリング精度が上がるごとに元々のギザギザ感が目立たなくなるのでアンチエイリアスの効果も分かりにくくなります。
逆にレンダリング精度0.8の場合は元々のギザギザがかなり出ているのでアンチエイリアスを設定することでかなり画質を改善することができます。
それでいてfpsはレンダリング精度を1.1に上げるほど低下していないので非常に効果的な設定になると思います。
ボリュームフォグ


フレームレート影響度:中
設定項目:ON・OFF
おすすめ設定:ON
光のぼやけ方などに影響する項目です。淵下宮で特に設定の変更による変化が顕著ですね。シャドウ品質を中以上にしないとONに設定が出来ません。
独特な光の表現に関わるのでONがおすすめですが、負荷も比較的大きく霧のかかったような映像にもなるのでそういった表現が好みでない場合はOFFにするのも良いかと思います。
反射


フレームレート影響度:中
設定項目:ON・OFF
おすすめ設定:OFF
反射の設定となっていますが水面の反射は設定に影響ありませんでした。
一部反射する床などに影響があるとのことでしたがかなり変化がわかりにくかったので負荷を抑えるためにもOFFで良いのではないかなと思います。
モーションブラー
フレームレート影響度:低
設定項目:ON・OFF
おすすめ設定:ON
カメラを早く移動した場合にわざとブレるような表現を行うかの設定です。演出の違いでfpsには直接影響しないので好みで設定して問題ないと思います。
Bloom


フレームレート影響度:中
設定項目:ON・OFF
おすすめ設定:ON
発光表現等に影響する項目でオフにするとアニメ調なグラフィックへ変わります。
映像の好みによって設置して良いかと思います。
人群れの密度


フレームレート影響度:低
設定項目:低・高
おすすめ設定:高
低にすると会話の出来ないNPCが表示されなくなります。
見た目が寂しくなってしまうので基本的には高がおすすめです。
マルチプレイ時、チームメイトのSFX
フレームレート影響度:中
設定項目:ON・一部ブロック・完全にブロック
おすすめ設定:ON
マルチプレイ時に自キャラ以外のエフェクトを表示させるかの設定です。
負荷とともに画面の見やすさにも影響してくるので好みによって設定しましょう。
サブサーフェス・スキャタリング


フレームレート影響度:低
設定項目:OFF・中・高
おすすめ設定:OFF
半透明な物体の光の通し方などに影響する項目です。
ドラスパの氷などでは変化がわかりますが普段は変化がわかりにくいので負荷を気にするのであればOFFで良いかと思います。
異方性サンプリング


フレームレート影響度:低
設定項目:1x・2x・4x・8x・16x
おすすめ設定:2x
屋根など同じ模様が続くテクスチャの鮮明度に関わる設定です。
負荷もそれほどありませんが2xでも変化を感じられるので設定しておくと良いと思います。
低スペック時のおすすめ設定
最後に今回テストに使用したGTX 1050Tiなど推奨スペックに足りていない場合のおすすめ設定を紹介したいと思います。


レンダリング精度は1.0を確保、その分他の設定を調整してフレームレートも稼いでいます。
この設定だと下のような画質になります。





GTX 1050TiでもGPU使用率が100%に張り付くことがなくなり60fpsを維持してプレイすることができるようになりました。
画質も違和感少なく綺麗に維持できていると思います。
戦闘シーンによっては若干fpsが低下する可能性も考えられますが十分快適にプレイできる範囲かと思います。
前回の記事をまとめたリリース直後に比べると、設定項目が増えて更に細かく調整できるようになった以外にもゲーム自体の最適化が進んで全体的に動作がくるくなっているように感じました。
グラフィックボードの高騰でなかなかPCの買い替え等も難しいタイミングなので今回のまとめを参考に設定を詰めて原神を快適にプレイしていただきたいです。
以上、原神の画質設定まとめでした。
参考になりました。
視覚効果ですが、シェーディングに影響があるようですね。中→高はさっぱり分かりませんでしたが低→中は結構目に見えて変化があったので、余裕があれば中にするのが良いかもしれません。
何かとネットで評判の悪かったFSRですが、Ver3.0以降設定できるようになったFSR2.0のほうがSMAAより画質が良いと検証動画が海外で上がっています。
FSR2.0を使うなら、レンダリング精度を1.0以下にしても綺麗にアップスケーリングしてくれるようです。
そのため、より低負荷で高画質に見える設定が可能に。
記事の内容が少々古い印象を受けたため、機会がありましたら再検証をお願いします。(こちらがGoogle検索で最初に来る記事なため)
ありがとうございます。参考になります。